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help リーダーに追加 RSS 熱海秋麗の演能会 in MOA美術館

<<   作成日時 : 2008/11/08 23:59   >>

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伊豆の高級旅館『石亭』グループ主催の演能会。
会場案内のアナウンスを担当。
舞台の端下で話すこともあり一番前の席を用意して頂いた。

初めての能。
周りを見渡すと圧倒的年配者が多い。
でもその中で私の後ろの席は若いカップル。
「わあ、すっごく楽しみ!」
と弾んだ声が聞こえてきた。
どうやら彼女の方は能ファンのようだ。

演目は
仕舞、能「羽衣」、狂言「萩大名」、半能「石橋」
主な演者は観世銕之丞、野村萬、長山桂三、大倉源次郎。
能が好きな人なら大喜びの豪華キャスト。

内容は一回見ただけでは掴みきれない。
だが狂言はリラックスして楽しめた。
半能はとても迫力があり演者の鼓動が直に伝わり私の心臓はバクバクした。

初めに見た仕舞はシンプルに地謡だけで舞い、なんだか古典フラに似たものを感じた。
なにやら難しそうな台詞はチャントのようだ。

ん〜、能楽の心とは程遠い。

反面、
フラにも活かしたいところがある。
最初は気づかなかったがそのうち様々なシーンでの細かい動きに目が行くようになった。
私の席からは柱があり中央辺りの演者が必ずすっぽり柱に隠れ見えなくなる。
舞台での動きや立ち位置は1ミリ単位と言っていいほど実に正確に計算されているようだ。
後ろから前を向く時の足の回転、移動するときの歩幅なども。
フラも立ち位置や移動するステップなどいうまでもなく大切。
でもこれがわからずおざなりになってしまう。私の場合。
能の動きは日本人特有の几帳面さが感じられた。


それから
偶然に今回の仕事をする前に別な仕事でお会いした方から
『和の呼吸』の良さを書いた著書を頂いた。
能楽師の深く落ち着いた呼吸は自分自身も周りにもリラックス効果を与えるということから
日本古来の呼吸で心と体のバランスを養うというもの。

普段早口な私は多いに学ぶべき点がある。
話しの中で能の独特な語り口調はしないにしても深い呼吸を意識したところは実践すべき。
それからピーンと伸びた背筋も。

いつもはハワイの伝統文化を楽しんでいる私。
でも自分が生まれた国の文化に今回初めて触れてみてフラにも、しゃべり、普段の立ち振る舞いにも学べることがあった。


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